誕生ぞうり
満1歳の初誕生祝いに履かせる方々が増えてきました。
この祝いには所々においてセットで赤ちゃんの健康・幸運を祈ったり、ゆくすえを占う行事がありますが、まだ歩けない赤ちゃんに「わらじ」や「わらぞうり」を履かせ餅を踏ませて餅に小判型の跡を付けさせ、金運その他もついでに願うという「餅踏み」の行事が主に西日本、特に九州地方では大変ポピュラーで、餅とぞうり・わらじが同じくらい必須アイテムとされているようです。
(※現在はつきたての餅で実際に跡をつけるのではなく、赤ちゃんに踏ませることで一生の食べ物に困らないように祈るという形が主流のようです。)
近頃さまざまな伝統的なものが見直されているからでしょうか、この「餅踏み」も必須行事として盛んに行われているようですが、その際にわらじ・ぞうりがかつてのように簡単に手に入らなくなったことや、使ったものを記念にとっておくのにより好適ということで布ぞうり・布わらじで作って欲しいというご要望があり、わらじぐみでも、はじめはご依頼を頂いてからですが当初から作らせていただいておりました。裏のの台紙の麻の葉模様も昔から子供を守る柄として親しまれてきました。
履かせるときぞうりが脱げやすいようでしたら鼻緒の上から輪ゴムを2個通してみて下さい。安定するかと思います。
今わらじぐみではオプションで脱げるのを止めるためとおしゃれさを保つため赤い丸ゴムをぞうりにセットする事ができるように開発しています。
赤ちゃんに履いてもらって決定したいと思っていますのでもうしばらくお待ちください。